栄養管理理念
◆ 患者様に喜ばれ、安全でおいしく治療効果の高い食事の提供
◆ 個別栄養管理の充実による利用者の栄養状態の維持及び速やかな改善
当院では、入院及び外来患者様の病態や嗜好、嚥下状態に合わせた栄養管理、栄養指導、給食管理を行うことを重点業務とし、安心・安全・地産地消を基本とし、生のフルーツを提供するなど良質な食材を用い、オール電化の清潔な厨房において調理のうえ、温冷配膳車を用い温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たい状態でお食事をお届けしています。
オール電化の清潔な厨房
■一般食:通常のお食事です。
■軟菜食:食べ物をかみ砕いたり、消化しやすいように調理法や食材に配慮したお食事です。
■嚥下調整食:飲み込む力が低下した方向けに、料理をそれぞれゼリー状に固形化したお食事です。
通常の食事を形態別に一部ご紹介いたします。
一般食
ハヤシライス、野菜サラダ、コンソメスープ、果物(柿)、牛乳
軟菜食
白粥、ハヤシルウ、温野菜サラダ、コンソメスープ、果物(マンゴー缶詰)、牛乳
嚥下調整食
軟菜食のメニューを全てゼリー状に加工して提供。
通常の食事の例
行事食の一覧
行事食の例
行事食を食事の形態別に一部ご紹介いたします。
【春】6月:食育の日(昼食) 熊本の郷土料理
一般食
ご飯、タイピーエン、蒸しぎょうざ
なすの香り和え、いきなり団子、 野菜ジュース
軟菜食
いきなり団子を、「芋きんとんの あんこ添え」にかえて提供。
嚥下調整食
いきなり団子を、「芋きんとん」にかえて、全てをゼリー状に加工して提供。
【夏】8月:お盆(昼食)
一般食
巻き寿司、天ぷら、すまし汁、刺身こんにゃく、小倉団子、ジョア
軟菜食
お粥は「散らし粥」にかえて提供。刺身こんにゃくは、「はんぺんの黄金焼き」にかえて提供。小倉団子は「水ようかん」にかえて提供。
嚥下調整食
刺身こんにゃくは「はんぺんの黄金
焼き」にかえて、小倉団子は「水ようかん」にかえて、全てをゼリー状に加工して提供。
【秋】11月:七五三(昼食)
一般食
ちらし寿司、すまし汁、茶碗蒸し、もやしのわさび和え、お菓子(ハッ
ピーターン)ジョア
軟菜食
お粥は「散らし粥」にかえて提供。お菓子は「たまごボーロ」にかえて提供。
嚥下調整食
お粥は「散らし粥」にかえて、もやしのわさび和えは「里芋の白和え風」にかえて、お菓子は「カスタードプリン」にかえて、全てをゼリー状に加工して提供。
【冬】1月:お正月(夕食)
一般食
おせち料理(海老の含め煮、ぶりの焼き物、煮しめ、たたきごぼう、鶏肉の八幡巻き、菊花、かぶなど)
軟菜食
鶏肉の八幡巻は「鶏肉のムニエル」にかえて提供。菊花かぶは「カリフラワーの甘酢漬け」にかえて提供。その他、材料を一部かえて提供。
嚥下調整食
鶏肉の八幡巻は「鶏肉のムニエル」にかえて、菊花かぶは「カリフラワーの甘酢漬け」にかえるなど、全てをゼリー状に加工して提供。